昔から、私とは真逆のタイプの娘。
子育てをしていると、
私には到底思いつかないような発想や行動ばかりで、
毎日が刺激だらけでした。
クタクタになりながらも、気づけば14年。
ここまで一緒に走ってきました。
私ができなかったことも、こなしてしまう娘。
どこかで娘に自分を重ねてしまったり、つい熱が入りすぎてしまったり…。
気づけば私は、
子育てにすべてを注ぐように、必死に突っ走ってきていたのかもしれません。
幼い頃から、
お友達のように仲良しだった娘との距離感も、
ここ最近、少しずつ歯車がずれ始めてきたように感じています。
私と娘との価値観もだんだん噛み合わなくなってきて…。
良かれと思ってかけた言葉も、
なぜか空回りしてしまって、
いつの間にか、ぎくしゃくする日が増えていました。
そして、まさかの沖縄旅行で、関係は大荒れに…。
「どうして、このタイミングで?」
きれいな海を目の前にしながら、涙が出そうになったり、
いろんなことが頭の中によみがえってきて、胸の奥がぎゅっと苦しくなるような…。
そんな瞬間もありました。
でも、ふと浮かんだ
リセット旅行!
もしかしたらこれは、
私にとって
“親としてのリスタート”でもあるのかもしれない。
そろそろやってくる、娘の巣立ちに向けて、
少しずつ、私自身も準備を始めるタイミングなのかなぁ、と。
もう、そんなに必死にならなくてもいい。
母としてだけじゃなく、
ひとりの私として、
自分の気持ちとも向き合っていこう。
そんなふうに思えた旅でした。
子どもの「親離れ」は、
私自身の「子離れ」であり、
そして、
私自身が少し成長するタイミングなのかもしれない。
そんなことを、しみじみ感じた沖縄の旅でした。
今回の沖縄旅行は、
もともとは主人の転職をきっかけに、計画した「リセット旅行」でした。
でも実際に行ってみたら、リセットが必要だったのは、それだけじゃなかったんだな…と気づきました。
娘との距離感のこと、
母としての在り方、
そして、これからの私自身のこと。
旅先で向き合うことになるとは思っていなかった気持ちも、
ひとつひとつ浮かび上がってきて、戸惑いながらも、立ち止まってゆっくりと考える時間にもなりました。
以前にも、
我が家にとって大きな節目のタイミングで行った旅行。
その旅をきっかけに、
不思議と物事がスムーズに動き始めて、
「あ、流れが変わったな」と感じた時期があって。
それから我が家では、節目のタイミングに行く旅は、
ちょっとした“縁担ぎ”のような存在になっています。
今回の沖縄旅行も、やっぱり我が家にとっての
「節目のリセット旅行」だったのかもしれないなぁーと。
リセット旅行=良い方向へ進んでいくための、小さなきっかけを見つける旅
そんなふうに感じられた、今回の旅でした。